ラグビー観戦後のサッカーに対する違和感?
ども、イチイチです。
「ラグビーとサッカーは違うスポーツだよ!」
というタイトルだったのですが、タイトルだけ変えました。
すでに読んでいただいた方、内容は同じです。
サッカー、ラグビー、両方大好きです!
ラグビー日本代表の快進撃は凄かったですね。
残念ながら、南アフリカに敗れましたが、ベスト8進出は次に繋がる、素晴らしい結果だったと思います。
ちなみに、私イチイチは、プレーこそしたことはないものの、父親の影響で、新日鉄釜石の松尾、神戸製鋼の平尾、日本のレジェンドが現役だった、子供の頃からラグビー観戦が大好き。
国立競技場へも早明戦や日本選手権を何度も観にいったこともあります。
でもって、サッカーはJリーグ開幕の大学生から見始めたので、サッカー観戦歴の方が短い方です。
ま、そんなこんなで日本中が今、ラグビー一色といっても過言でない中、チョイチョイ目にしたり、耳にしたりするのが、
ラグビー見たあと、サッカーの痛がり方おかしくね?
という意見、、、
これ、声を大にして言いたい!
ラグビーとサッカーは異なるスポーツですよ!
その昔、イングランドの各パブリックスクールでは、フットボールが行われていたんですが、
各学校ともローカルルールでやってたので、ルールを統一しようと会議をしたんです。
ここで、手を使ってはいけない派と手を使ってオッケー派が、ルール統一どころか、両者譲らず決別。
ここからサッカーとラグビーにわかれていったんです。
ちなみに、ラグビー校が手を使って肉弾戦でボールを奪い合うルールの整備をしていったので、ラグビーとなったのであって、よくいう、ラグビー校のエリー少年がサッカーの試合中にボール持って走ったのが起源というのは嘘です。
サッカーは、足しか使えないかわりに、相手を掴んだり、抑え込んだり、もちろん蹴ったりしてはいけないスポーツです。
それ故に、ルールもシンプルで、上に書いたこと以外にオフサイドが分かれば観ることができます。
ある意味、ボディコンタクトを制限することによって、紳士的にプレーしましょう。
ということなんですね。
一方、ラグビーは手でボールを持つことができるかわりに、相手を掴んだり、転ばさせたりできます。その代わり、ボールは前にパスできない。という縛りがあります。そして、細かなルールが決められている上に、審判へはチームのキャプテンしか説明を求めることができません。
こちらはサッカーと逆に、男なら肉弾戦!しかし、それ故に紳士的にプレーしましょう。
というコンセプトなんですね。
サッカーは接触プレーが禁じられているので、それを前提とした練習はもちろんしませんよね。しかも、ボールは蹴るだけ、掴むこともできないとなると、必然的に間違えて蹴られる、ひじが当たるなんてことがけっこうおきます。
僕は、たまにフットサルやサッカーを仲間とやるんですけど、かなり痛いですし、しばらく立ち上がれないこともあります。
ラグビーは、ぶつかり合いを前提にしてるので、当然そういう練習をします。なので、ぶつかっても平気な身体じゃないと、プレーできないんですよね。
素人が軽々しく同じことをやろうとすると、死ぬ恐れがあります。なので、自分は絶対できません。
と、いうことで、ラグビーのぶつかり合いとサッカーのファールを同列におくことは出来ないんです。
また、サッカー、ラグビーの両方に共通することは、相手からファールを受けることは大事な戦略の一つなんですね。
得点の入りにくく、相手を掴むことができないサッカーでは、ファールを受けたアピールをするの必要があります。
同じように、ラグビーでは、掴むことや抑え込むことができるので、サッカーとは逆に相手に反則させることができます。
タックルされて倒された相手選手がボールを離さないように抑え込んで、ノットリリースザボールという反則を誘うなんてのがいい例ですね。
また、サッカーはファールアピールで痛がりすぎ!紳士的じゃない!
なんて声もありますが、明治大学でラグビーをやっていて、日本選手権にも出場したことがある知り合いから聞いた話しだと、紳士のスポーツと言われるラグビーでも、モールやラックなどの密集の見えないところでは、かなりのラフプレーが行われているとのことです。
せっかく盛り上がってるラグビーに少し水を差すようなことを書いてしまいましたが、サッカー、ラグビーともに言えることは、ファールをもらうことも戦術として勝負しなければならないほど真剣に戦ってるということ。
これこそ、イングランドを起源(諸説あり)としている両方の共通点なのであり、面白さではないでしょうか?
ということで、今後ともサッカー、ラグビー両日本代表の応援をよろしくお願いします!
うんわぐっく!