愛人はオートバイ

オートバイを愛人に見立てて妄想しまくる変態ブログ!もと『48歳リターンライダーがハーレーのオーナーを目指す!』からタイトル変更しました。

ブログを始めて思うこと

ども。イチイチです。

 

 

 実は、このブログを始めるまで、ネットは検索専門、フェイスブックツイッターなどのSNSは何もやらずにいました。

 

 先入観もありましたが、フェイスブックは匿名性がないので嫌

ツイッターは、芸能人や有名人が、罵詈雑言を並べていて嫌

 ま、はっきりって怖い世界。。。

 

 

まあ、有名人の方々は、実名で喧嘩してるからまだいいんですけど、

これが、匿名で、クソだの死ねだの、嫌な言葉が溢れて、また、人の揚げ足取りをしたりされたりが、ネットの世界だと思って、自ら何か発信することは敬遠していました。

 

いや、もっと正直に言うと、毛嫌いしてました。

 

そんな僕が、ある時、3時間ぐらい時間をつぶさねばならないことがあり、時間つぶしにキオスクで糸井重里さんの、「インターネット的」という本を買って読みました。

ちなみに、糸井重里さんのことは知ってはいましたが、とくにファンというわけではありません。

10年ぐらい前の本だったのですが、とても面白く、現代のインターネットの状況をよく言い当てているものでした。それと、糸井さんが運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」のことが書かれていて、ネットってこんな風に役立てることができるんだ!と感心しました。

 まあ、当たり前のことなんですけど、ネットで発信することによって、自分が会うはずがなかった人たちと繋がっていき、相互に助け合ったり、情報を共有することによって、場合によっては世界にいままでなかったのかものをプロダクトする可能性だってある、、、、

 糸井重里さんって、勝手にアナログな感じのイメージだったんですけど、こんなふうにネットを活用してるんだと、、、

 

 僕も利用してみようかな?

 もともと、私生活では友人も少なく、匿名ネットワークの世界で、いろんな人と繋がったら、人生折り返し地点の僕にも何か変化がい起きるんじゃないかな?と思ったのです。

 実は、これまで、禁煙や禁酒に成功したり、薄毛治療なんかもやってきたので、もしかしたら、そういうのブログにしたら面白かったんじゃないかな?なんて思いました。

 ただ、それらは、全て結果が出てしまっているので、ライブ感が無い。。。

 そして、たまたま、今年の春にバイクに乗りたいと思いはじめ、達成するかどうかはわからないけど、きっとライブ感はあるんじゃないかと思い、今年の8月1日からブログを立ち上げ、同時にTwitterも始めてみました。

 

そして、ブログ、Twitterをやる上で、僕はいくつかのルールを自分に課しました。

 

1.クソ、死ね、などの不愉快な言葉を使わない。

 

2.他人の批判、揚げ足はとらない。

 

3.意図的な炎上狙いはしない。荒らしたりしない。

 

当たり前のことですが、匿名である以上、かなり自由度はあると思います。もちろん、本当の自分とは、全然違うキャラ設定だってできます。

でも、僕自身はそれほど器用な人間ではないし、イチイチは本名じゃなくても、ネット上では僕の延長であるし、やっぱり僕自身なのです。

 

ブログを始めてからは、

 最初は訪問者ゼロの毎日(笑)

自分のブログって非公開設定になってるのか?なんて何度も確認したりしてました。

でも、まあいいや、誰も見なくても、自分のチャレンジなり、思ったことが、簡単に表現できて、未来の自分が見返すことができるなら、それでいいや!と思い続けてみました。

 

 

 今では毎日コメントをいただき、たくさんの方に読者になっていただいています。

 ブログを始める前のネットに対する食わず嫌いのころとは違い、少なくとも僕が触れているネットの世界は、罵詈雑言が飛び交うこともなく、批判されることも、上げ足を取られることもなく、とても楽しい世界です。

 

 読者になっていただいてる方、僕が読者になってるブロガーの方、皆さん多種多様です。

 障がい者を家族に持つ方、同年代のお父さん、バイク乗りの方、専業主夫の方、定年されたバイカーの方、闘病しながらブログをアップされている方、養護施設から絵だけをアップされる方、地球の反対側にいる主婦の方、九州に住まわれている主婦の方、被災経験のある方、ひたすら食べ歩くサラリーマンの方、小説家の方、大学生の方、本当に短い間に、自分が本来会うことがなかったであろう人たちと交流させてもらってます。

 僕は、読者登録させてもらってる方の記事がアップされると、すぐに読みに行きます。そして最後まできちんと読みます。

 なるべくコメントを残させてもらってます。

 ただ、なかなかコメントが書けないことがあります。

 ご病気の方だったり、ご自身の苦しい体験などを書かれているときです。

 なぜなら、そういう方たちの言葉は、恐らく日常で発することができない、心の声を、このインターネットという世界に吐露しているんではないかと思うからです。

 僕は、心から、なにかしらコメントを残したい、何か言葉を送りたい、と思うのですが、思うような言葉が浮かばず、結局、「大変でしたね」とか、「がんばってください」とか、ありきたりな言葉になってしまいそうで、軽々しくコメントを送ることが憚れてしまいます。

 

 そんなとき、僕は、はてなスターを連打しています。

 お願い、言葉じゃないけど、伝わってくれ!と思いながら、、

 あなたの言葉を僕はちゃんと読んでるよ!伝わってるよ!と思いながら、、、

 そして、時々、連打しながら、涙が出ることもあります。

 

 そして、そんな方たちから、コメントやスターが帰ってくると、

 俺みたいな、くだらないことばっかり書いてても、誰かが読んでくれるんだ!俺の記事を読んで、誰かの役に立ったかなあ、

と、思い、自分のはげみにもなります。

 

 

 もしかしたら、僕は今、自分の人生を大きく変えるターニングポイントに立っているのかもしれません。

 え?ブログ程度で?と思われるかもしれませんが、僕自身は、いままで知らなかった場所を旅しているようで、毎日ワクワクしているんです。

しかも、そのきっかけが、別にファンでもなかった糸井さんの本を、たまたま読んで、毛嫌いしていたネットの世界に入っていったのですから、人生って不思議なものだなと、、、

 そういえば、糸井さんの本の中には、1つ、僕の心をつかむ言葉が、ありました。

 

それは、糸井さんが死に際に、

「ああ、面白かった!」と言って死にたい、とおっしゃってることです。

 

 ハーレーへ以外にも、やりたいことにはどんどんチャレンジしていこうと思ってます。

 そして、僕も死ぬときに、「ああ、面白かった!」と言って死ねるように、毎日をきちんと生きていきたいと思います。

 

ではまた!

 

うんわぐっく!