5月7日のこと
もう3日も過ぎてしまいましたが、5月7日は父の命日でした。
もう一度会いたいとか、生きてて欲しかったとか、全く思わないんですけどね。。。
決して悪い父親ではなかったです。ダメ親父でしたけどね、、、念のため、申し添えます(笑)
ちなみに、父親が死んでも、泣かなかったことを、昨年の11月に書きました。
先に読んでいただければ幸いです。
僕は、Mナイトシャマラン監督の「サイン」と言う映画が好きです。
SF映画で、内容自体はそれほど評価されている映画ではないんですけど。。
機会があったら、ぜひ観てください。
この映画では、宇宙人が地球を襲ってきます。
世界中が宇宙人の侵略の恐怖に突き落とされる中、主人公のメルギブソンの家庭も、例外なく不安と恐怖に押しつぶされそうになります。
メルギブソンは、夕飯の席で、不安から泣き出す自分の子供たちに、食事を楽しみなさい。いいから食べるんだ!と叱責しますが、自分も泣いてしまいます。
そして、泣きながら、三人の子供たちを抱きしめます。
うまく伝わらないかもしれませんが、僕は、極限の状態でも子どもたちを抱きしめてあげられる、そういう父親になりたいと思っています。
以前、姉にこの話をしました。
そしたら、姉は、あんたお父さんと同じだね!と言いました。
僕が覚えていないのか、姉だけが父からその話を聞いたのかは、はっきりわかりませんが、
父は、僕らが子供の頃に、こんな話をしたそうです。
「山火事になると、山から雉の鳴き声がするんだけど、それって、燃える火の中でも、最後までひな鳥を守って、巣から離れない雉の叫び声なんだよ。親ってういうもんだと俺は思うよ。」
若い頃は、父親に似てると言われるのは、とても嫌でしたが、今は気恥ずかしく、そして、嬉しく思うことがあります。
いつか、ニイニイ君(仮名 小六)も同じように思ってくれるかなあ、、
それまではまだまだ時間がかかりそうだけどね、、