愛人はオートバイ

オートバイを愛人に見立てて妄想しまくる変態ブログ!もと『48歳リターンライダーがハーレーのオーナーを目指す!』からタイトル変更しました。

いざバイク屋さんへ その③

さあ、前回まで二軒のバイク屋さんをめぐり、バイクの大きさ、値段と、さらなる難問がふりかかるイチイチ、3軒目のバイク屋さんで待ち受けるものは?

レッドバロンさんを後にした俺は、地元でも評判のバイク屋さんTモータースへ向かった。

俺「こんにちは、見るだけでもいいですか?」

お店の若い整備士さんが、整備中の手を止めて、にっこりしながら、店内の冷蔵庫から缶のおーいお茶を取り出し、「どうぞ。サービスです」と渡してくれた。

他にも何人かスタッフがいて、整備したり、ほかのお客さんの相手をしている。

ここのバイク屋さんは店内に整備ブースがあり、整備作業が誰でも見ることができる。

昔ながらのバイク屋さんといった感じだ。

「今は何か乗ってるんですか?」

俺「いや、昔乗ってたんですけど、30年近く遠ざかってて、久しぶりに乗ってみたくなったんですよ」

「好きなタイプとかあります?」

俺「ネイキッドタイプが好きなんですよ。あと、中免(普通自動二輪)なんですけど、置き場所の関係で原付2種(125CC未満のバイク)でいいのないかなって思って。」

「中古車でよければ、隣のブースにある在庫お見せしますよ」

そういって若い整備士さんは、お店の隣にあるドーム型テントに案内してくれた。

「原付2種だとこのへんですね。」

俺が候補に挙げてたエイプ100を出してくれた。

 

「あとは、今50ccしかにですけど、カブとかかな。」

www.bikebros.co.jp

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両方のバイクに跨ってみた。

カブは50ccだから少し小柄だけど、エイプは思ってたより大きく、家の駐車場には置けそうにない。

 

「カブの新車ありますけど、見てみます?」

俺「ぜひ!」

www.bikebros.co.jp

俺「新車だといくらぐらいですかね」

「乗り出しで37万ぐらいかな?」

俺「!!カブってけっこうなお値段なんですね。」

 

俺は、若い整備士さんに、お茶のお礼を言って、また来ますとお店を後にした。

 

 

家路につきながら、車の中で考えた。

あれをこうしてこうしてああして。。。。

いやいや、あっちのあれをこうして。。。

ダメだ、こっちをああして。。。

 

どう考えても無理だ。

ウチの車庫は今乗ってる中古のヴェルファイヤがドーン、その前に大人の自転車二台。

横のスペースに子供たちの自転車二台。

そのうちの一台を玄関前に持ってきても、とてもバイクを置けるスペースはない。

ちなみに玄関前は段差があり、バイクを上げることは不可能。

モンキーならなんとか置けそうだが、予算オーバーだし、いずれにしても嫁の説得が必要(これが最も大きな難所である)

 

やっぱ無理かなあ、、、

でもあきらめたくないなあ。。。

 

 

置き場所がない、予算がない、

でも乗りたい、、、、

 

諦めるな!

 

考えうるありとあらゆる方策を試してみよう!

 

今諦めたら、20年後の俺がきっと悲しむだろう。

あのときバイクに乗ってたら、人生が変わっていただろうと、、、

 

家に帰ると娘(小1)が走ってきて、

「パパ、バイク買ってきた?」

「今日は見てきただけだよ」

「なーんだ、でも今度バイク屋さんにアタシも連れてってね」

おお!いいぞいいぞ!

娘よ!お前は俺の勇気の源泉だ!!

 

次回へ続くよ。

 

 

 

第一回の記事はこちら

katen11.hatenablog.com