嫁の過去。。。そして。。。
さあ、3軒のバイク屋さんを巡っても、何一つ問題の解決に至らなかったイチイチ。
小1の娘の「今度バイク屋さんに連れてって!」という言葉だけが唯一の救い。。。
しかし現実は。。。
バイク屋を巡った結果、自宅に置き場所が無いという現実を突きつけられた俺は、数日間バイクを置く方法をあれこれ考えた。そして、いくつか思い浮かんだのが。。。
1、俺の自転車を一台処分する
案外現実的だが、自転車の処分にまず嫁を説得し、その目的がバイクの置き場所の確保のため。。。という時点でかなりのハードルの高さだ。
ただ、自転車一台処分したところで、バイクのスペースが生まれる可能性は少ない。
ハイリスクローリターンだ。
2、車を買い替える
今乗ってるのはヴェルファイヤ(中古)。こいつがウチの車庫をほぼ独占している。これをワンサイズ小さいのに買い替えば。。。。。
イヤイヤ、この車は、中古とはいえまだ3年しか乗っていない。
しかも、俺がディーラーから勧められて、欲しくなり、嫁を口説きに口説いて、やっと買った車だ。愛着もあるし、買い替えるとなると、下取りに出したってそれなりの経費はかかる、家計に負担をかけるうえに、買い替える目的がバイクのスペース確保のためだなんてことになると。。。。地獄だ。。。。
ハイリスクノーリターン&ヘル!!
ガラスの破片が敷き詰められた道の先に火炎地獄が待っていて、そのまま動かず救助を待てばいいものを、もしかしたら火炎地獄の先に根拠のない希望があるかもしれないと錯覚し、わざわざ道を歩いて血みどろになり、そして火炎地獄へ飛び込んでいくようなものだ!
3、諦める
そう。どうせ買ったって飽きるし、嫁を説得するのもむりだし、夫婦円満を維持するのが一番よ!子供のためにもね!
ノーリスク=家族円満
って、ちがうだろうが!
俺のバカ!バカ!
何とか難問をクリアして、好きなことをやるんだよ!
二十年後の俺に褒めてもらおうよ!
きっとどこかに解決策があるはずだ。
そこへ嫁がやってきた。
嫁「ひよこちゃん(小1娘の仮名)ってさ、車屋さんとか好きだよね、車検とか点検のとき、必ずパパについてくじゃん?」
俺「ああ、そうだね。この間バイク屋にも行きたいって行ってたしね。」
嫁「アタシも小さいころお父さんに車屋さん連れていかれてね、オロナミンC買ってもらってた」
俺「へー」
嫁「お父さん、バイクも持っててさー。アタシが小学校二年ぐらいまでかな。庭にでっかいバイク置いてて、アタシよくそれに乗っかって遊んでたの。実際にお父さんの後ろに乗った記憶はないんだけどね。」
俺「え?そうなの?知らなかった。」
意外な嫁の過去だ。
嫁「だから、ほかの人が危ないとか怖い!っていうほど悪いイメージ無いんだよね。」
ええええええ?初耳!
しかも、これチャンスじゃね?
嫁がこんなにバイクに肯定的な意見の持ち主だったなんて!
俺「じゃあ、買ったら後ろ乗せてあげるよ」
嫁「買えたらね」
俺は思った。。。
1、俺の自転車を一台処分する
この作戦試すチャンスじゃね? 行くなら今か?
俺おそるおそる
「バイクの置き場がなくてさあ。俺の自転車一台処分して。。
嫁「無理だね!」(怒)
次回に続くよ。
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