嫁は鬼に非ず 本当の鬼はわが心なり
さて、駐輪場発見で未来への希望が見えてきたイチイチ。
そして心にも変化が。。。。
さて、近所に駐輪場を発見したので、まだ契約はしていないけど、自宅にはバイクを置かないことで、最大の難関、嫁を口説き落とすことから俺は解放された。
そこで、思ったことがある。
よくよく考えれば、俺だって自宅にスペースがほとんどないのはわかっていたはず。
嫁は正論を言っていたのだ。
そこを、なぜ俺は嫁を、さも俺のことを解ってくれない鬼嫁のように思ってしまったのか。。。
このブログをお読みいただいている方にすれば、奥さん正論言ってるじゃん!
イチイチわがままなんじゃね?
と思われる方もいらっしゃるだろう。
俺の推測では、ここにリターンライダーを目指す者なら誰しもが味わうであろう、心理的な要素が含まれていると思うのだ。
俺がバイクの免許保持者であることは、家族全員が知っている。しかし、俺が嫁とお付き合いをはじめたときはすでに俺はバイクに乗っていなかった。
つまり、バイクに対する認識に大きな開きがあるのだ。
一般的にバイクを乗ったことがない人は、家族がバイクに乗りたいといえば、危ない、やめろ、となるだろう。
これが俺の今の年齢や経済状態、家族の中での大黒柱(収入源としての意味ね)という立ち位置を考えれば、辞めてほしいというのが当たり前だろう。
この開きを埋めるためには、かなりの労力を要するし、場合によっては、バイクが大好きなのに、家族に対してなんとなく後ろめたささえも感じてしまうこともある。
バイクに乗りたいけど、理解してもらえないだろうな。。。
危ないって言われるよな。。。
お金もないしな。。。。
どうせ言っても怒られるだけだよな。。。
この心理状態が徐々に卑屈な精神を生み出し、
なんでバイクの良さを理解してもらえないんだ。
俺が好きなことをなんで自由にやらせてくれないんだ!
悪いのは俺じゃない!
理解してくれない嫁だ!
こうして、何も行動せず、自分の欲求が満たされない理由を他者のせいにした結果が、今回の俺にとっての真の鬼の正体なのだ。
嫁は鬼じゃない。鬼は己の弱き心が生みだす。BY イチイチ
嫁ちゃん今までゴメンナサイ。
次回に続くよ!
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